1分で読めるヒントBlog。栃木県足利の戦略人事コンサルタント事務所 代表の櫻木です。
RPAって言葉、最近よく聞きますよね。何か答えられます?
RPAとは「Robotic Process Automation /ロボティック・プロセス・オートメーション」の略語で、ホワイトカラーのデスクワーク(主に定型作業)を、パソコンの中にあるソフトウェア型のロボットが代行・自動化する概念です。
日本国内では大ブームが始まりました。
そのRPAを人事でどう進めて行くか?あなたの人事の内訳は、情報収集・整理・照合やシステム入力・出力などの定型業務が80%を占めているでしょうか。
このデータから人事業務のほとんどがRPA化で効果が出せる業務であると言えるため、積極的にRPAを導入することによって生産性向上を実現できるんです。
今回は給与計算を取り上げて考えてみます。
具体的にどれほどのメリット・デメリットがあるのか?ザックリ結論です。
作業時間の60%程削減できる
しかし、
導入時に作業工程を正確にプロジェクトリーダー
(情報システム担当)の手を借りる必要がある
給与計算の工程では、
提出された勤怠表の集計から給与計算に必要な処理まで、すべてロボットで自動処理できます。
これまで勤怠管理を行っていた担当者としては、最終的に出来上がったデータのチェックをするだけで済むため、勤怠データ管理担当者1人分の作業コストが圧縮できることになります。
以下の図のようになります。
現状は、Excelや勤怠管理システムを使うことで最終的な計算作業は自動で行うことができるものの、
実際の勤怠状況、残業や休日出勤の情報は従業員一人一人に応じて細かく収集・集計する必要があり、そのほとんどが手作業で行われているのが実情だと思います。
RPAを導入すれば、
煩雑かつミスの許されない業務も 正確に自動で処理できることになります。
ぼう大な事務処理の自動化によって生まれる空き時間で本来、
人が手をかけるべき業務を行うことができます。
私の個人的な意見にはなりますが、特に給与計算の担当を『おばさん・おじさん』にされている企業の方には、ここのポストを新人や産休前・明け、メンタル持ち社員などを入れておくと良いのかと思います。
もう知識人材は要らない時代ですね。外部委託やシステムの方が安いし、正確です。人件費をガッツリと下げていきましょう。
ぜひ、検討してみて下さい。
戦略人事コンサルタント 櫻木